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2008年3月

やっぱり

さっきHくんからメールがきました。

「これから寝るよ」

そんな内容の、毎晩送られてくるようなメールに見えたのですが、その後のほうに書いてあった事に私は「やっぱり」と言う気持ちと「困ったなぁ」と言う気持ちになりました。

Hくんからのメールは、こんな内容でした。

「今日不動産屋に行ってきた。先生の隣の部屋は空いているらしいよ^^今度親父と一緒に見に行って、ちゃんと決めようと思ってます」

私は何て返事をしたら良いか分からず、Hくんがお父さんと部屋を見に来る日は家に居ないでおこうとだけ考えていました。

私から返事が来ないのでHくんは、

「怒った?でももう決めるから」

それだけ送ってきて、後は何も言いませんでした。

何だか、どっと疲れました・・・。

ドラマやマンガじゃあるまいし、何も隣に住まなくても良いのに。


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Hくんとのデート ~④

たくさんコメントをいただき、ありがとうございます。

昨日、Hくんが来ましたが、おとなしく夜のうちに帰って行きました。

今日は朝から出掛けるらしいです。(何処に行くかは聞いていませんが)

私は朝からゆっくり過ごし、お昼からは洋服を買いに行ってきました。

さて、先日のデートの話がまだ終わっていませんでしたね。

「いつ終わるんだ?」と思われているかもしれませんが、続きです。


晩御飯を食べると、Hくんは夜景の見えるところへ私を連れて行った。

前にI先生が連れて行ってくれた所とは別で、車に乗らない私には知らない場所だった。

そこに着いて、Hくんが言い始めた事に私は唖然となってしまった。

「きれいでしょ、ここ」

「うん・・・」

「先生さぁ・・・」

「何?」

「この先どうしたいと思う?オレの事を含めて」

「えっ?何よ急に」

「いや・・オレの事を含めてって言うのは自意識過剰かな・・・何て言ったら良いんだろ?オレがさ、大学に通い始めたら今までみたいに会えなくなるかも知れないじゃん?それでも先生は・・・平気?」

「そうね」

「そっかぁ・・・オレは寂しいけどな・・・」

「そう・・」

「でさ・・・先生のところって家賃いくらなの?」

「何よ、急にそんなこと聞いて」

「隣の部屋って誰も住んでないよね?」

「何を急に言い出すかと思ったら・・・だめよ、そんなの。おうちの人に怒られるわよ」

「親父がさ、高校出たら一人で住んで良いって。男だから一人暮らしくらい経験しろってずっと言ってるんだ」

「でも・・・うちから大学までそんなに近くないでしょ」

「うちよりは近いよ」

「だけど」

「オレは先生の近くに居たいんだよ」

「他に好きな人が出来たらどうするのよ?」

「そんな事考えられない」

「今は、でしょ?後々の事を考えなさいよ」

「で、家賃いくらなの?」

「教えない」

「いいよ、不動産屋に電話して聞くから」

「ダメよ!」

「いや、オレは決めた」

「ダメって言ったらダメ」

「いいよ、勝手にするから」

「・・・・」

Hくんの口ぶりだと、そんな事も本気でしそうだと思えて、かなり気が滅入ってしまった。

私も、今のマンションには大学時代から住んでいるし、学校やHくん本人から聞いている様子だと、彼の家なら無理ではない金額だとと思う。

だけど、本当に隣に住むことに決めて、家の人が理由を知ったら何と思うだろうか?

そんな話もしたけれど、Hくんは適当に話すと言って、聞く耳を持たなかった。

この時期だから、誰か住む人が決まっている事を祈るばかりになった。


何を言っても聞かないHくんと話すのに疲れて黙っていると、Hくんが私のほうに手を伸ばしてきた。

私を抱き締めるとHくんは言った。

「先生・・・怒らないでよ」

「怒ってないわよ。呆れてるの」

「似たようなもんだろ。そろそろ帰る?」

「帰るって・・・また泊まっていくつもりなの?」

「ダメ?今日はこのまま一緒に居たい」

「明日は?」

「明日は・・・入学式の服買いに行きたいから一緒に行かない?」

「行かない!」

「たまには一緒に買い物とか行こうよ」

「誰かに会うわよ」

「もう卒業したんだからいいじゃん」

「・・・」

「じゃ、決まり。そろそろ帰ろう」


抱き締めていた腕を解きキスをすると、Hくんはエンジンをかけ車を走らせた。

マンションの駐車場の空いているスペースに車を停め、エントランスをくぐると、Hくんは壁に貼ってある管理会社の電話番号を携帯に入れていた。

いつからHくんは、こんな強引な男の子になったのだろう?

私が知らないだけで、実は最初からそうだったのだろうか?

私がぼんやりそんな事を考えながら、その作業が終わるのを待っていると、Hくんが「どうしたの?」と聞いてきた。

「本気でここに住むつもり?」

「だから、さっき話したじゃない」

「だけど」

「もうその話はいいよ」

「・・・」

部屋に戻ってくると、早々にお風呂に入ってビールを飲んだ。

Hくんも飲みたいというので、卒業したのだから良いかと缶ビールをひとつ渡した。

私は少し酔いたかったので、買い置きのお酒を冷蔵庫から出して冷酒で飲み始めた。

Hくんもいつの間にか二つ目の缶ビールを開けている。

そんな風にHくんとお酒を飲むのはなんとも不思議な気分だったけど、気が付けば二人ともが上機嫌で、Hくんの住むところで揉めていたのが何だかバカらしくなってきた。

ベッドに入ると、Hくんも私も酔っていたので、話しているうちに寝てしまっていた。


朝目が覚めると、珍しくHくんが先に起きていて、コーヒーを入れたりしてくれていた。

たまにはこういうのも悪くないわね、とHくんに言うと、彼は言った。

「だから、隣に住むっていってるのに」

私はもう蒸し返したくなかったので、「そうね」とだけ答えて、起き抜けの煙草を立て続けに吸うと、彼が焼いてくれたトーストを食べた。


長くなったのでお買い物に行った話は後ほどに。


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くたくたです

今日はHくんが来ていました。

長い会議の後で疲れていたのですが、更にくたくたになりました。

デートの話が途中ですが、今日も書けそうにありません。

お待たせしていて申し訳ないのですが、もう少しお待ち下さい。

明日もHくんは来ると言っていましたが・・・。


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Hくんとのデート ~③

なかなか更新が出来なくて申し訳ありません。

年度末のため新年度に向けて会議が続いていますが、居眠りしそうになっています(笑)

さて、デートの日について、続きです。


Hくんと私は、長く抱き合いながら何度もお互いの唇や舌を貪るようなキスをした。

それだけで二人とも興奮して、私は濡れてしまっていた。

やがて、お風呂が気になったので、体を話して見に行くと、バスタブが溢れそうなくらいにお湯が入っていたので、お風呂に入る事にした。

「一緒に入る?」

「うん・・・だけど先生先に入ってていいよ」

「そうするわ」


髪を濡らさないように縛ってシャワーを浴びると、何となくいつもと違って緊張してきた。

それを誤魔化すように、体をさっさと洗ってバスタブに浸かっていると、Hくんが入ってきた。

「もう体洗ったの?」

「うん・・・」

「一緒に浸かりたいから待っててくれる?」

「のぼせない内に済ませてね」

「うん」

私がぼんやりとバスタブに身を浸しているうちに、Hくんは頭も体も洗ってバスタブに入ってきた。

「広いね~」

「そうね、マンションの狭いお風呂とは大違いね」

「たまには広いお風呂もいいかも」

「そんなに来れないわよ」

「分かってる」

「頭洗わなかったの?」

「だって、乾かしたりするの大変だもの」

「女の人は大変だね」

「うん・・・お化粧も後で直さなきゃ」

話しているうちにだんだんのぼせそうになって来たので、Hくんにそう言った。

「そろそろあがろう」

二人でお風呂を出て、ホテルに備え付けのバスローブのようなものを羽織って出た。

「のど渇いた・・・」

「冷蔵庫に何かあるんじゃない?」

「うん・・・何か飲む」

「私、ビール飲みたい」

「あるかな?あ、あるよ」

「ちょうだい」

ベッドの端に並んで腰掛けながら、Hくんはお茶、私はビールを飲む。

お腹が空いてきたのか、少しのビールで少し酔ったように思った。

ビールを飲み干すと、Hくんは飲みさしのペットボトルをテーブルに置き、私をベッドに横たえた。

「先生、好きだよ・・・」

Hくんはそう言ってキスしてきた。

ローブの前を肌蹴ようとするので、部屋を暗くした。


ローブを脱がせながら、Hくんは胸を掴み、乳首を吸った。

片方の手でもう一つの乳房を揉む。

ずっと乳首を吸われていると、他のところも触って欲しくなる。

「ねぇ・・・お願い・・・」

「何?」

「あそこもして・・・」

「まだダメ」

「いやぁ・・・」

「もっと我慢できなくなるまで」

そう言いながらHくんは私の脚の間に脚を割り入れ、膝で刺激してきた。

「ねぇっ・・・いやぁ・・・お願い・・・」

我慢できなくなりHくんにそう言うと、Hくんは黙って体を下の方にずらした。

私の脚を更に開くと、Hくんはそこに体を潜り込ませ、舌をクリトリスに這わせた。

「ああんっ」

Hくんは無言のまま、クリトリスに刺激を加え続けた。

「ああっ・・・Hくん、Hくん・・・」

Hくんが指を2本挿し入れると、私はすぐに気持ち良くなってしまった。

「ああぁ・・・ダメェ・・・もう、もうイクのぉっ」

私が達したのを見るとHくんは指を抜き、入り口に何か冷たくて固いものを押し当てた。

「何っ?何するの?」

「そこで売ってるヤツだよ」

「えっ?バイブなの?」

「そうだよ。使った事ある?」

「無いわよ」

「そう。気持ちイイのかな?」

そう言いながらHくんはゆっくりバイブを入れてきた。

「いやっ・・・いやぁっ・・・」

「力を抜いて。気持ち良くなかったら止めるから」

「ああ・・・いやぁ・・・」

「先生すごいよ・・・吸い込まれるみたいに入っていくよ」

「ああ・・・」

全部入るとHくんはスイッチを入れた。

ウィーンというモーター音がして、先端とクリトリスに当たる部分が振動し始めた。

「ああっ・・・」

「気持ちイイ?」

「何だか変な感じ・・・ああっ・・・こんなのいやぁ・・・」

「もうちょっと・・・もうちょっとだけさせて」

「あああ・・・」

初めての感覚に違和感を感じつつも、私はだんだん感じてきていた。

「ああっ・・・ああっ・・・」

「気持ちイイの?」

「ああっ・・・良くなってきたのぉ」

「もっと気持ち良くなっていいよ」

「ああああ・・・んんっ・・・」

「先生・・・すごくHだよ・・・」

「いやぁ・・・ああっ・・・あ・・あ・・ん・・ああ・・イキそう」

「イっていいよ、先生」

「ああっ・・イクぅっ!イっちゃうぅ!!!」

「ああ・・先生・・・すごい・・・見てて興奮するよ」

Hくんはゴムを着けると、手で自分のものをしごきながらそう言った。

「ああ・・・ダメ・・・もう・・もう止めて・・・」

「もっと気持ちよくなってよ、先生」

「ああああっ・・また・・・またイっちゃうっ・・・」

何度も玩具でイかされて私がぐったりすると、Hくんはようやく玩具を私から抜いた。

そして、体が痺れるようになってしまって動けないでいる私の脚を開くと、ゆっくり入ってきた。

「んんっ・・・」

「ああっ・・・先生・・・」

Hくんのものは、玩具よりも奥深くまで入って来て、私はまた気持ち良くなってきた。

「ああっ・・・Hくん・・すごい・・・」

「さっきのとこれとどっちがいい???」

「こっち・・・こっちのほうが・・ああん・・・」

「さっきの先生・・・すごく可愛かったよ」

「ああんっ・・・そんな事・・・ああっ・・・」

「でも・・・今はもっと可愛いよ」

「ああっ・・・いやぁっ・・Hくん・・Hくん・・・」

私は、玩具で散々イかされていたので、頭がすでに真っ白になっていた。

Hくんは私を気持ち良くさせようと、奥へ奥へと更に攻めてきた。

「先生っっ・・・好きだよ・・・」

「ああ・・Hくん・・・私も・・・」

「オレの事好き?」

「好きっ・・・好きなのぉ・・・ああっ・・・」

私は気持ち良さのあまり、Hくんに好きだと言ってしまっていた。

「本当?」

Hくんはそう尋ねながら、もっと強く私を攻めた。

「ああっ・・・好きよっHくん・・・」

「先生・・オレも・・・ああっ・・・愛してる」

「ああっ・・・Hくんっ・・Hくんっ・・・」

私がそのまま達してしまうと、Hくんも頂点に達した。


処理を終えるとHくんは私を抱き締めて言った。

「先生・・・本当に?」

「本当よ」

「どうして今まで言ってくれなかったの?」

「言えばあなたを甘やかしてしまうと思ったから」

「どうして?」

「伝えていれば、Hくんは私にもっと甘えてしまって・・・そうすればHくんはダメになってしまうと思ったの」

「そう・・・でも嬉しいよ」

「でも・・先生は先生だから・・・いつまでもHくんとこうしているわけにはいかないわよ」

「うん・・でも、先生の気持ちが分かっただけで嬉しいんだ」

「だけど・・・人には言えないでしょ?」

「どうして?」

「私が困るもの・・・Hくんだって他の人に知られたら何て思われるかしら?」

「そんなこと・・・どうでもいいよ」

「でも・・・私は困るもの」

「だったら、誰にも言わないから、先生、オレとこの先もこうやって・・」

「それは約束できないわ」

「どうして?先生もオレの事好きだってさっき言ってくれたじゃない」

「前にも話したけど、Hくんはこれから大学生になるの。そうすればもっと出会いもあるし他の事でも忙しくなるわ。私はその邪魔はしたくないの」

「そんな事・・・」

「大学に入ったらきっと考えも変わるわよ」

「もしそうでも、オレは先生の事好きだよ」

「今はそう言えても、きっと変わるわよ」

「あーもうっ!!どうしてそんな事言うの?オレの事なんだからオレにしか分からないだろ」

「そうね、それはそうだけど」

「だったら・・・」

「分かったわよ」

私はベッドから出て煙草に火を点けた。

「先生・・・先生は変わらないでよ」

「うん・・・」

私はそう返事をしながら、泣いていた。Hくんに知られないように。

煙草を消すと、トイレに行くふりをして顔を直し、ベッドに戻ってHくんにお腹が空いた事を伝えた。

「確かにお腹空いたよな・・・でも・・・もう一回したい・・・ダメ???」

「しょうがないわね。一回だけよ」


それから、もう一度交わり、終わるとシャワーを浴びてホテルを出た。

ホテル代を私が払おうとすると、Hくんは自分が出すと断った。

車に乗ると近場のお店を探し、何も見当たらないのでファミレスに入った。

ご飯を食べ終わると少し眠くなってきたのだけど、Hくんがまだ何処か行きたいと言うので夜景を見に行くことにした。


まだ続きます。


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疲れているので

デートのお話が途中ですが、今日は疲れているので続きが書けそうにありません。

出来るだけ短く端的に・・・と思っていても、先日のデートは、結果的に二日間一緒に過ごしたので、長くなってしまいます。。。

Hくんからは、デートを機に毎日メールが来ますが、なるべく会う間隔を開けようと思っています。


兎にも角にも今日はこの辺で。

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Hくんとのデート ~②

さっきHくんからメールがありました。

「今日は何してるの?」

「夜は出掛けるの。友達と飲みに行くのよ」

「友達って男の人?」

「違うわよ」

本当は男も混じっているけど、あえてそうは伝えなかった。

「そっか。帰りは遅くなる?」

「うん、多分遅くなるわ」

「分かった。楽しんできてね」

「うん。またね」

今日は大学の時の友達(と言っても忘年会のメンバーとは別)なので、これを書いたら出掛けます。

一昨日のデートの話がなかなか書き終わりそうにありません。。。

途中までになりますが、続きです。


「先生、オレの事どう思ってるの?」

答えられず黙っている私を見ると、Hくんはまた聞いてきた。

「好きでもない男とホテルに入れるの?先生」

「それは・・・」

答えに詰まっているとHくんはこう言った。

「まあ良いよ。今まで先生の気持ちをちゃんと確かめなかったのはオレだから。それに今こうやって話していて先生に『したくない』って言われたら困るよ」

そうやってHくんは少しおどけて見せた。

私は、何も言う事が出来ず黙り続けていた。

「先生、そんな暗い顔しないで、もういいからさ」

「うん、ごめんね」


そうやって話しているうちに、前にホテル街が見えてきた。

まだ夕方なのに満室と表示されているところもある。

「どこでも良いよね?」

「うん」

「なんかあそこのホテル良さげ」

「そうかなぁ?どこも大して変わらない気がするわよ」

「よしっ!そこに入ろう」

Hくんはホテルの狭い駐車場に、何度か切り替えして車を停めた。

「降りよ」

「うん」

ホテルに入ると半分くらいの部屋は埋まっていて、残っている部屋をHくんは見比べる。

「先生ー、どれが良い?」

「Hくんの好きな部屋にして良いわよ」

「ほーい」

Hくんは緊張しているのか、あえてふざけてみせる。

迷いながら部屋を決めると、私の手を取ってエレベーターホールに向かった。

エレベーターに乗ると、Hくんは私にキスしてきた。

私がHくんの手をぎゅっと握ると、Hくんも握り返してきた。

エレベーターを降り、部屋の前に立つ。

ドアを開けると、中はあまりラブホテルらしくなくすっきりした部屋だった。


部屋に入ると、私はベッドに腰を下ろし、煙草を取り出して火を点けた。

「先生、ホテルってよく行った?」

「そんなに行った事ないわよ。Hくんはどうなの?」

「実は・・・初めて」

「そうなの?」

「うん・・・」

これまで(私以前に付き合った女の子)とはどうしていたのか聞こうと思って止めた。

Hくんは落ち着き無く部屋の中をうろうろし、片隅に玩具の販売機を見つけた。

「これ・・・うわぁ~・・・こんなの売ってるんだ」

「そんなに興奮しなくても」

「だって、何だか落ち着かないよ」

「お風呂に入る?私は入るわ」

私はそう言って、煙草を消すとお風呂を入れに行った。

バスタブをよく流して蛇口を捻ると、熱すぎるお湯が勢い良く出て来た。

湯加減を調節して部屋に戻ると、Hくんはベッドに寝転がっていた。

「先生・・・隣に来て」

Hくんの隣に横になると、Hくんは私をぎゅっと抱きしめた。



出掛ける為、今日はここまでです。


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Hくんとのデート

昨日、Hくんとの待ち合わせ場所に着くと、彼はもう来て待っていた。

私の姿を見つけると、嬉しそうに手を振った。

「どこに行くの?」

「まずこっち」


Hくんに言われるままついて行くと、待ち合わせ場所の駅に隣接した駐車場。

「今日は親父に車借りてきた」

私はHくんが免許を持っていることすら知らなかった。

「いつ免許取ったの?」

「夏休み」

「よく運転してるの?」

「たまにね」

「事故らないでね」

「大丈夫。気を付けるから」

助手席に乗り、シートベルトを締める。


「どこに行きたい?」

「まずお昼にしましょうよ」

「うん、何食べる?」

「適当に、走りながら決めましょ」

「分かった。でもちょっと離れた場所のほうが良いよね?」

「うん」

「じゃあ出発」


Hくんは楽しそうだ。

私もそんなHくんを見ていると何だか楽しい気分になってきた。

「ご飯食べたらどうする?」

「どこか行きたい所はあるの?」

「先生とならどこでも。先生は」

「人のいないところのほうがいいわ」

「人のいないって・・・」

「そういう意味じゃないわよ」

「なーんだ」

「じゃあ、適当に」

「お任せします」

「はーい」

それから、何故か私の学生時代の話になり、大学の時の話をした。

そのうちちょっと洒落た感じのお店を見つけたので、そこでお昼を取る事にして、車を停めた。

「ああ、やっと落ち着いて座れる」

「そんなに運転怖くないだろ」

「でも、初心者だと思うと緊張するわ」

「先生だって乗らないくせに」

「あら、実家に帰れば乗る事もあるのよ」

「そっちのほうが怖いよ」

「まぁ失礼ね」

そんな風にふざけあいながらお昼を食べて、また車に乗る。

どこか目的地がありそうなので、尋ねてみた。

「どこに向かってるの?」

「うん・・?適当」

「そう?」

「うん」

既に住んでいる所や学校からは離れていて、私の知らない場所に来ていた。

Hくんはここがどこなのか分かって走っているのだろうかと思った。

外は海が見えてきて、すれ違う車も他府県ナンバーばかり。

車は海沿いの細い道に入り、砂浜が近くに見えてきた。

Hくんは季節はずれの海水浴場の駐車場に車を停めた。


「人のいない場所に着いたよ」

「本当に誰もいないのね」

歩いている人は勿論、車の一台も他に停まっていなかった。

Hくんは何やらガサゴソとラッピングされた小箱を取り出して私に渡した。

「忘れる前に、これ・・・ホワイトデー渡しそびれちゃったから」

「・・・ありがとう。開けてみていい?」

「うん、気に入ってくれるかなぁ」

リボンをほどいて、包み紙を丁寧に開ける。

箱を開けると、中にはライターが入っていた。

「ありがとう。大事にするわ」

「うん、ちゃんと使ってね」

「うん」

「外に降りる?」

「ちょっとだけ出てみようかしら?」

砂浜に下りると、私はパンプスでなくブーツを履いてきて良かったと思った。

それでも、ヒールはどんどん砂に埋まってしまう。

「歩きにくそう・・・」

「ちょっと・・・ね・・・」

私が返事する間も無く、Hくんは私の手を握って引いてくれた。

波打ち際まで来たのだけど、肌寒く感じて二人とも身震いする。

「やっぱり車に戻ろうか?」

「そうしましょ」

車に戻ると、Hくんはエンジンをかけエアコンをつけた。

「あー寒かったー」

「ホント、寒かったわ」

「でも、もう少しここにいようよ」

「ええ、良いわよ」

Hくんはシートを倒して伸びをした。

私は、女を海に連れて来るなんて気障だわ、と口にしようと思って止めた。

だけど、自然に口元が笑ってしまう。

「どうしたの?」

「何でも無いわ」

「言えよー」

「何でも無いったら」

そうやってふざけ合っているうちにHくんは私にキスをした。

舌を絡ませながら、私のシートを倒し、胸元を弄ってきた。

前を肌蹴させると、顔を胸に埋める。

手はスカートの中に入ってきて、下着の中にまで潜り込んで来た。

「ああ・・・だめ・・・」

Hくんの指は私の敏感な部分をを探り当てた。

「んんっ・・・ああ・・・」

「先生、濡れてきたよ」

「だめよ・・・誰か来たら・・」

「誰も来ないよ」

「でも・・・」

「大丈夫」

「でも・・・ああっ」

Hくんは指をヴァギナに入れ、私が感じるように動かしてきた。

「ああっ・・・ああ・・・だめよ・・・」

「本当にダメ?」

「うん・・・ここじゃダメ」

私がそう言うとHくんは諦めたのか、「分かった」と手を止めた。


私が着衣を直すと、Hくんは「行こうか?」と車を発進させた。

「どこに?」

「ホテル。ダメ?」

「お任せするわ」

「そう言うのって、ずるいよ」

「どうして?」

「行きたいって言わないじゃん」

「・・・」

「先生はしたくない?」

「・・・」

「したいんだろ?」

「・・・うん」

「だったらそう言えば良いのに」

「なかなか言えないわよ」

「素直じゃない」

Hくんに説教されているのが可笑しくなって、ついつい笑ってしまった。

するとHくんはほっぺたを膨らませた。

「あーもう。真面目に言ってるのに」

「ごめんなさい。何だか可笑しくて」

「分かったよ。とにかく行くよ」

「はい」


それからまた、車で走った。

知らない場所で土地勘が無いため、どこを走っているかどこに向かっているかも分からない。

「Hくんはこの辺に来た事があるの?」

「うん。一人でぶらぶらする事がある」

「一人で?」

「うん、そうだよ」

「へぇ~」

「なんで?」

「いつもH本くんと居たイメージがあるから」

「いつもいつもあいつと一緒に居る訳じゃないよ。オレだって一人になりたい時もあるよ」

「どんな時?」

「うーん、考え事する時とか」

私は、Hくんが車に乗る事すら想像していなかったので、一人でぶらぶらしていると聞いてまた驚いた。

「先生ってさ」

「ん?」

「オレが何してるとか意外に知らないでしょ?」

「そうかも知れないわね」

「オレに無関心なんじゃない?」

「そんな事も無いわよ」

「そう?」

「ただ・・・明らかに私とは違うし、そうね、こうやって車に乗るとかは考えてもみなかったわ」

「もっと・・・オレの事知ってほしい」

「うん・・・」

「もっとオレの事見てよ」

「うん・・・」

「オレの事、どう思ってるの?」

私はどう答えて良いか分からず、黙ってしまった。



ごめんなさい。長くなったので続きます。



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デート

今日はHくんとのデートです。

何となく緊張してきました(笑)

では、行ってきます。



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電話

「20日のために電話番号教えてよ」

Hくんからこんなメールが来た。

このメールを見て、私はHくんに自分の電話番号を教えていない事に初めて気が付いた。

メールアドレスなら変えられるけど、電話番号を変えると言うのは面倒な事だと思っているので、必要な相手以外には教えていない。

それに、生徒に教えると、自分が知らないうちに他の子に伝わっていたりする事もあったので、メールアドレス自体、人に言わないように念押しして教えている。

「わざわざ電話しなくてもメールがあるでしょ」

「だって、電話のほうが早いしさ」

「090××××××××」

電話番号のみ書いたメールを送ると、Hくんからの返事が途絶えた。

そう思っていたら、30分ほど経ってから電話が掛かってきた。


「もしもし、Hだけど」

「掛かってきた瞬間に分かったわ」

「先生と電話するの初めて」

「そうね、私も今日それに初めて気が付いたわ」

「なんだか緊張する」

「バカね」

「本当は今日会いたかったんだけど」

「うん」

「先生きっと頭痛いだろうし、我慢した」

「そうね。帰ってきてからずっと寝てたわ」

「でも・・・淋しいかなと思ってメールしたら声聞きたくなって」

「ありがと」

「なんで?」

「ん・・、何となくよ」

「やっぱり行けば良かったかなぁ~」

「20日に会えるでしょ」

「それはそうだけど、最近あまり会えてなかったから」

「入試とかあったんだから仕方ないでしょ」

「うん・・・」

「20日までいい子にしてないとデートしないわよ」

「ええーそれはないよ」

「20日はちゃんとデートするから。それまで辛抱しなさい」

「はぁい」


「先生、あのさ・・・」

「なぁに?」

「好きだよ」

「うん、分かってるわ」

「オレ、20日楽しみにしてるから」

「うん、どこに行くか考えておいてね」

「先生もね」

「分かった」

「じゃあそろそろ切るよ」

「うん、おやすみなさい」

「おやすみ」


近頃のHくんはやけにあっさりしていて物分りが良い。

彼自身も、私との関係に終わりが見えてきたのだろうか?


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Hくんが来ていました

さっきまでHくんが来ていました。

私が生理中のため、彼のご期待に沿うような事はしませんでしたが(笑)

Hくんは、大学に合格したことを報告してくれました。

でも、私は金曜に既に学校で他の先生に聞いて、知っていましたが。

「よくがんばったね、Hくん。合格おめでとう」

私がそう言うと、本当に嬉しそうにしていました。

4月になればHくんも大学生です。


頭痛のため、今日は短いです。ごめんなさい。


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I先生の相談事

昨日はI先生と飲みに。

相談事と言いつつ、また口説かれたりするのではないかと思いながら待ち合わせ場所でI先生を待つ。

待つ事10分、I先生はにこやかに手を振りながら現れた。

「ごめんごめん、部活が長引いちゃって」

「お腹空いちゃったわよ」

「うん、どっかその辺のお店でいい?」

「任せるわ。お腹が空いて何でも食べられそうよ」


歩きながら適当なお店を見つけたので、そこに入る事にする。

引き戸を開けると、お客さんが多く賑わっている様子だった。

席に着くとすぐ店員さんが来たので、取り合えずビールを二つ頼む。

「話って何よ?」

いきなり本題に入ろうとしたら、「まぁまぁ、もうちょっとしてから」と遮られた。

「あら、はぐらかされた」と私が言うと、「アルコールが入らないと話せないよ」と言われた。

そのうちビールが運ばれてきて、その時に頼んだ料理も運ばれてきて、二人ともお腹が空いていたので気が付けば食べながら結構飲んでいた。

「あのさぁ・・・」

「ん?何?」

「相談事というか、愚痴なんだけどね」

少し座った目をしたI先生がそう切り出した。

「Y崎先生のことなんだけどさ」

「うん、うまく行ってるの?」

「うまく・・・行ってるのかな?だけどさ」

「何?うまく行ってるならいいじゃないの。だけどって何かあるの?」

「うん・・・あの子さ、もう26じゃない。なのにさ」

「26だったっけ。なのに?」

「うん・・・26って言ったらもう大人だと思うだろ?」

「それは一概には言えないんじゃない?って精神的なことなの?」

「そうじゃなくてさ、普通はもう男を知ってるだろって歳だろ?」

「ああー、分かった。処女なのね」

「・・・うん、参ったよ」

「ちょっと驚きね。でも奥手そうじゃないの、あの子」

「いくらなんでも・・・びっくりしたよ」

「手の早いIくんもさすがに・・・なの?」

「人聞き悪いなぁ。オレはそんなに手が早くないよ」

「あら、そうかしら?」

「でさ、なんかその歳で処女って聞くと引いちゃうのと、仮に、仮にだよ、やったらオレ責任取んなきゃなんない気がしてさ、怖いよ」

「そんな事ないんじゃないの?今どき」

「いやー怖いよ」

「でもさ、Iくんはどうなの?」

「どうなのって何が?」

「結婚したいって思わないの?その年代だったら思ってもおかしくないわよ」

「うーん、したくないって言えば嘘になるけど、でももうちょっと慣れた子のほうが良いなぁ」

「いいじゃないの、奥ゆかしい感じで」

「それがちょっと男からしたら引くんだよなー」

「そういうの好きって人もいるのにね。『オレ好みに染める』とかなんとか言って」

「ちょっとくらい知ってる子のほうが良いよ、扱いやすくて」

「Iくんが教えてあげたら良いじゃないの~」

「めんどくせえ」

「あらあら・・・私が男だったら面白いと思うけど」

「なんかさぁ、初めての男って後々思い出に残りそうじゃない?女性はそうじゃないの?」

「男だってそれはそうでしょ?」

「いやー女性とはちょっと違うなぁ」

「女でもないくせに分かるの」

「うーん、そう言うのってよく聞くからさぁ」

「誰によ、もう。」

「付き合った子とかさ、あとはいろいろ。くぼちゃんはどうなの?」

「覚えてないわよ」

「うそだろー」

「もうそんな古い事は忘れました」

「またまた、そんな事言ってさぁ。印象深いんじゃないの?」

「私に聞いても仕方ないでしょ」

「いや、聞いてみたいだけ」

「気が向いたら教えるわ。だって今後話のネタにされそうだもの」

「しないよ」

「そんな事より、ねぇ、Y崎先生とどうするのよ?」

「どうするって?」

「付き合い続けるんだったら我慢できなくなるでしょ?」

「そうなんだよなー、いい子はいい子だし」

「じゃあやっちゃいなさいよ」

「それが怖いんだよ。やった途端に『結婚してくれるんですよね?』とか言われそう・・・」

「そんな感じの子なの?よく知らないんだけど」

「いや、分かんない。でもそう言うのってよく聞くだろ?」

「知らないわよ。男じゃないから」

「オレの友達でそうやって結婚したヤツがいるんだよ」

「その人後悔してるの?」

「いや、既に子供3人いるし」

「Iくんもそれにあやかったらいいんじゃない?」

「オレはまだ家庭に縛られたくない」

「そんなの、まだ分からないじゃないの」

「いやー怖い怖い」

二人とも酔っ払っているので、こんな下世話な話が続いた。

結局、I先生の望むような答えを言ってあげる事は出来ず、愚痴を聞くだけになってしまったままお店を出る事にした。


お店を出て、タクシー乗り場に向かいながらI先生が言った。

「くぼちゃんさ・・・」

「うん?何?」

「今幸せ?」

「何よ急に」

「いや・・前に聞いただろ、付き合ってる人がいるんじゃないかって」

「ああ、聞かれたわね」

「それ・・・どうなの?」

「いないわよ」

「嘘ついてるでしょ」

「嘘じゃないわよ。いたらIくんと飲みに出たりしないわ」

「うーん、分からないなぁ」

「何がよ?」

「だってさ、オレを断ったでしょ?だからてっきりいるのかと思ってたんだけどそうでもないって言うし」

「うーん・・・誰にも縛られたくないのよ、簡単に言うと」

私は、Hくんに言ったことと同じことをI先生に言った。

「オレは縛らないよ」

「え?」

「オレは・・・まだ・・・やっぱりいいや」

「Y崎先生がいるんだから」

「うん。あーーーーーでもその彼女があれだもんなぁ~」

「あれって・・・失礼ね」

「だけどさ、男だったら好きな女性を抱きたいって思って当たり前なのに、あの子にはそういう気持ちが起きないんだよなぁ」

「処女って聞いたからじゃない?」

「それもあるけど・・・なんか違うんだよな」

「そのうちしたくなるわよ。我慢できなくなって」

「あーあ、オレの彼女がくぼちゃんだったらいいのに」

「また・・・もう・・・ あ、タクシー来たわよ」

「くぼちゃん先に乗りなよ」

「ん、じゃあお言葉に甘えてそうする」

「オレ、まだ諦めたわけじゃないから」

「彼女がいるのにそんな事言うのは卑怯よ。じゃあ、おやすみなさい」

私は逃げるようにタクシーに乗り込み、I先生に向かって手を振ると行き先を告げた。

家に着く頃には、もうすっかり酔いは醒めていて、部屋に入るなり缶ビールを開けてしまった。

でも、思っていたよりもアルコールが入っていたようで、今朝はかなり遅くまで寝ていました。


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デートのお誘い

今日Hくんから「日曜か20日にデートしてよ」と書いたメールが来た。

日曜だと、次の日仕事だと思ってばたばたするので(20日はもう春休みに入っています)「20日のほうが良いです」と返事をした。

「じゃあ20日楽しみにしてます♪」と返事が来て、今日はそれ以上何もメールは来なかった。

デートの約束が出来たら安心したのかしら?


Hくんとのこのやり取りのあと、I先生からもメールが来た。

「金曜の夜、何か予定はありますか?」

特に予定はないと返事すると、「飲みに行きませんか?相談に乗って欲しい」と言うメールが返ってきた。

「襲わないと約束するなら(笑)」

そう返事すると「じゃあまたメールします」と返ってきた。

Y崎先生と付き合っているのに、良いのかしら・・・とY崎先生に悪いなと思いつつ、もう行く気になっている。


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久々の逢瀬

久しぶりの更新です。読んでいただいている方、お待たせして申し訳ありません。

昨日の夜にHくんが来て泊まっていきました。

二人で長く一緒に過ごして、彼が帰っていったのはつい先ほどの事です。

卒業式も入試も無事に終わり、学校のほうはこれからもっとバタバタするのですが、気持ちとしてはひと段落付いた気がします。

Hくんからメールが来たのは昨日の9時くらい。

「これから行っていい?」

つい先日の卒業式では、Hくんを見る事は出来ても、ろくに会話もしないままだったので、私は断るどころか待っていると返事を返しました。

一時間ほど過ぎて現れたHくんは、卒業式見た時よりももっと大人びて見ええました。


「久しぶり」

ちょっと照れながらHくんは言った。

「ほんと久しぶりね。試験はどうだったの?」

「うーん、ぼちぼち、かな?」

「いつ終わったのかも知らなかったわ」

「あ、そうだったっけ?」

「そうよ。メールも来なかったし」

「先生がダメだって言ったじゃん」

「それはそうだけど」

「だろ?」

「まぁいいわよ。座んなさいよ」

私も、Hくんの隣に腰を下ろす。

「ひとまず、お疲れ様」

「うん、ありがと」

「発表はいつだったっけ?」

「13日」

「そう・・・受かってるといいわね」

「うん・・・」

何故かいつもよりも会話が弾まない。

しばらく会っていなかったせいだろうか。

少しの間沈黙が続く。

先に口を開いたのはHくんだった。

「先生・・オレ、試験が終わってからずっと考えてたんだ」

「何を?」

「先生の事」

「どんな事?」

「卒業式の日に、先生のところに行こうと思ったんだけど行けなかった。なんだか、それで終わりになるんじゃないかって思って」

「そう・・・」

「オレが卒業したら、先生が学校でどんな様子で居るかも分からなくなるし」

「それはお互い様でしょ」

「うん・・・それはそうなんだけど・・・うまく言えないんだけど先生が今以上に遠くなる気がしたんだ」

「仕方ないでしょ」

「先生・・・変わらないでいてよ」

「先生はずっと変わらないわ。だけどHくんのほうがきっと変わっていってしまうの。あなたも、いつまでも子供ではいられないし、今よりもっと色んな経験をしていくでしょう?そしたら、変わらずにはいられないわ」

「やだよ、そんな風に言わないで」

「ごめんなさい、だけど・・・」

ふとHくんの顔を見ると、とても不安そうな顔をしていた。

高校を卒業して、彼の楽しみはもっと増えていくはずなのに。

「先生・・・オレから離れていかないで」

彼はまるで、捨てられるときの子犬のようだった。

私はその可哀想な子犬をもう一度抱きしめてやる事にした。

「まだ、大丈夫よ」

そう言って彼の背中に手を回して抱き寄せてやる。

そうすると、Hくんは無言のまま私の胸に顔を埋めていた。

泣いているのかもしれない、そう思ったのだけどしばらくそのままにしておいてやった。

「入試や卒業式で、きっと今まで以上に疲れてしまったのね。今日は早く寝ましょう」


ベッドに入ると、Hくんは甘えるように私を求めた。

私は、慰めるように彼自身を口で愛撫してやる。

「せんせい・・・ああ・・・気持ちいいよ・・・」

Hくんが堪えきれず声を上げると、私は益々彼のものに刺激を加えた。

「ダメだよ・・・そんなにされたら・・・うっ・・・」

Hくんは体を弓なりにそらせ、射精をこらえているようだった。

堪え切れなくなったように私の顔を引き剥がすと、Hくんはすっかり息を荒くしていた。

「先生・・先生も・・・」

Hくんはそう言うと、私の両脚を開き、そこに顔を埋めた。

「触ってないのにもうこんなに・・・」

そう呟くとヴァギナに指を差し入れ、クリトリスを舌で愛撫する。

「ああっ・・・」

たった二週間ちょっと空いただけなのに、随分久しぶりに快感を味わうような気がした。

Hくんの指がぐちょぐちょといやらしい音を立てながら出し入れされる。

そしてHくんの舌は、敏感になっているクリトリスには刺激が強すぎた。

「ダメっ・・・もう・・・イっちゃうぅ」

私は体を震わせて快感を存分に味わった。

Hくんはそれを知ると私から指を抜いてゴムを着け、手の甲で口を拭うとキスしながら挿入してきた。

「ああっー」

「うううぅ・・」

「ああっ・・・Hくん・・・したかったの」

「オレも・・・先生としたかった」

「もっと、もっとして」

Hくんは、私の両足首を掴み、さらに奥まで侵入して来た。

「あああっ、すごいっ、Hくんっ、すごくイイの」

「オレも・・オレもイイっ」

「もうダメ・・・もう、イっちゃうっ!!!」

「せんせい・・・ああっ・・」


後始末を終えると、二人で泥のように眠った。

朝になって私は一度目を覚ましたけど、隣でHくんが気持ち良さそうに寝ているのを見てまた眠った。

次に起きたのは11時前だった。

Hくんはまだ眠っていたけど、さすがにもう起こさないとダメだと思った。

「Hくん、もう11時よ」

「ん・・・」

「起きないと日が暮れるわよ」

「えっ?うそっ???」

びっくりして飛び起きたHくんに、

「起きないと、って言ったのよ」

「ああ、なんだ・・もう夕方かと思った」

「まさか」

「まだ眠いよ」

「ダメよ、目が腐るわよ」

「うう・・・ん・・・」

「ほら、起きなさいって」

そうやって起こそうとしていたら、Hくんが私の腕を引いて私を抱きしめた。

「まだ・・・ベッドから出たくない」

「だめよ・・・んん」

Hくんは私にキスすると、私の胸に手を這わせた。

乳首を摘まれる。

「ん・・・んん・・・」

そうしているうちに、脚も開かされて股間を弄られていた。

「ああ・・・ダメ・・・ダメよ・・・」

彼の指が入ってくると、口ではダメと言っていながらもっとして欲しいと思う。

「ああっ・・・あああっ」

「本当にダメ?」

「ダメだってば」

「そう?濡れてるけど」

「ああっ・・・もうっ・・・」

「入れて欲しい?」

「んんっ・・・入れて・・・」

「ほら、したくなっただろ?」

「ああぁん、もう・・入れて、入れて・・・」


ベッドから出たのは、結局2時ごろだった。

それから遅くなった朝食兼昼食を家にあったもので適当に済ませる。

「ねぇ、先生、ピアノ弾いてよ」

「何が聞きたい?」

「ラヴェル・・・ソナチネ・・・弾いた事ある?」

「あるわよ」

ヘタクソだけどと断って、楽譜を探し出してピアノに向かった。

よく覚えているものだと、自分でも少し驚いた。

「次はHくんが弾いて」

そうやって二人でピアノを弾きながら夜まで過ごし、夜になれば義務感に駆られたように晩御飯を食べに外に出た。

帰宅してソファーに腰を下ろすと、Hくんは子供のようにくっついて離れなかったのだけど、遅くなるからと10時過ぎには帰らせた。

「合格発表が済んだら・・・約束覚えてる?」

「覚えてるわよ。どこに行きたいか考えておいて」

「良かった。じゃあ帰るよ」

にこやかに手を振ると、Hくんはドアの向こうに消えていった。


久しぶりの更新で、なんだかまとまらなくなってしまいました。

今日は疲れてしまったので、頭が働いていないのかもしれません。


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多忙

今週は何やら忙しくて、バタバタしています。

週明けまでまともに更新できないかもしれません。

楽しみにしていただいている方には申し訳ありませんが、お待ち頂けると嬉しいです。


ちなみに、Hくんとは今のところ、何も起こっていません(笑)



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生徒に襲われたこと②

たくさんのコメントありがとうございます。

お蔭で、風邪も少しマシになってきました。


Hくんには「受験が済むまでメールもダメ」と言っておいたのですが、今日になってHくんの試験がいつあるのか知らないことに気が付きました。

Hくんの受ける大学の試験は来週末まであり、卒業式と重なってはいないのかと思います。

代理のピアノの子が居ることは居るのだけど、その生徒では合唱練習をしていないので、気になります。


さて、先日の続きを書きます。



K谷は私の体を床に押し付け、両手首を束ねるようにして押さえつけた。

そして、私の胸を揉むと言った。

「前からくぼちゃんとしたかったんだよね」

目が笑っていた。

当時の私は教師としてもまだ初心で、それが今だとしたらK谷の股間を蹴り上げたりしたことだろうけど、その頃は怯えてしまっていた。

「やめて」

「やめてって言っても、誰も来ないさ」

その日は休日だった。

いや、春休みだったのかも知れない。

グラウンドで運動部は活動していたけど、校舎内には人はほとんどいなかった。

「黙ってりゃ誰にもばれねーしさぁ」

そう言いながらK谷は私のスカートを捲り、太ももに手を触れた。

「こんな事したら・・・処分があるわよ」

「ふんっ、オレにやられたって人に言えるのかよ?恥ずかしくて学校にいられなくなるぜ、くぼちゃん」

「やめてよ」

「そのうち気持ちよくなるからよ」

そう言いながらK谷は片手でズボンを下ろした。

高校生にしては大きなものが目に映ったけど、すぐに目を逸らした。

「今すぐ入れてやるからな」

そう言いながらK谷は私の下着に手をかけた。

もうダメだ・・・そう思った時、廊下から声がした。

「おーい、K谷ー、どこにいるんだ」

「ちっ!おい黙ってろよ」

そう言うとK谷は私の口を手で塞いだ。

しかし、何とか声の主に気付かれて欲しいと思った私は、足をばたつかせた。

すると、机に足が当たり、「ガタ」っと言う音がした。

足音が近付いてきて、並んでいる教室のドアをひとつひとつ開ける音が聞こえる。

K谷は私から体を離すと、急いでズボンを履き直した。

ガラッと音がして、私が押し倒されていた教室のドアが開いた。

そして、サッカー部のIくんが入ってきた。

「何やってんだよ?それにくぼ先生、どうして?」

「今見たことは口外しないで。K谷君は自分の面汚しをしたくなければ処分を待つのね」

私は衣服を直し、その場を立ち去ったけど、次の日にK谷にされたことは生徒指導部に報告した。

Iくんには口止めしてけれど無駄だったようで、すぐに噂は広まった。

だけど、K谷が退学になってしばらく経つと、その噂も消えた。


その後のK谷はどうしているか知らない。

だけど、後になってK谷に泣かされた女の子がたくさんいたことを知った。




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